イェーツの補正とは、2行×2列のクロス集計表のデータに対して独立性の検定を行う際に用いられる補正ある。検出力自体は低下するが、より正確な検定が可能となる。i行j列の観測度数をOij、i 行の合計をni.、 j列の合計をn.j、全観測度数の合計をnとすると、イェーツの補正を行ったカイ二乗値χ20は下式から求められる。
カイ二乗分布本来の性質は、連続性のある数値を二乗和した数値の分布により、χ2の分布を近似しているので
クロス集計表のように離散的な数値では誤差が生じる。そのため、このような近似が必要となる。
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