【用語】ゼロサムゲームとは【解説】

ゼロサムゲームとは、「ゲーム理論」と呼ばれる経済理論の一つであり、複数の参加者が存在する中で、それぞれの得点と失点の総和(=サム)が、常にゼロであるというゲームのことを指す。


競馬やパチスロといった賭博も、胴元の控除を除けば、元々は敗者から収集した資金を勝者で分配する仕組みであるため、ゼロサムゲームとなる。さらにいえば、外国為替取引 (FX : Foreign Exchange) のような差金決済取引も、これらのギャンブルと同様である。これらは胴元の控除を除けばゼロサムゲーム、胴元の控除を考慮すればマイナスサムゲームであるのに対し、株式は、需給に応じて市場規模が変動するため、プラスサムゲームにも。マイナスサムゲームにもなりうる。つまり、非ゼロサムゲームである。

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